国立情報学研究所オープンハウス 2021開催に合わせ、LC4RIを体験できるデモ環境をご用意しました。 みなさまぜひお試しください。


Jupyter Notebook for Literate Computing for Reproducible Infrastructure

NII OpenHouse 2021向けのデモ環境です。 このデモ環境ではJupyterのインタフェースを使って、運用作業の一例としてのログ分析や、我々のチームがLC4RIの実践のために開発している各種Extensionを使ってみるといった体験ができます。

使用方法

このデモ環境を使用する方法としては、以下の2種類があります。

Binderサービスを使用する

Binderサービスを使用すると、手元に計算環境がなくても、この環境を試すことができます。 以下のボタンをクリックするとお試し環境が立ち上がります。

Binder

なお、この環境ではNotebookを自由に作成、編集することができますが、Notebookに対する変更等は、 保存されません 。この環境はBinderサービスの上でデプロイされており、一定時間が経過すると自動的に削除されます。編集したNotebookなどの情報は失われますのでご注意ください。

Dockerを使用する

手元にDocker環境がある場合は、以下のコマンドでデモ環境を利用することができます。

$ docker run -d -p 8888:8888 --name demo niicloudoperation/notebook:openhouse-2021-demo

特にエラーなどが表示されなければ、ブラウザで http://localhost:8888 を開きます。PasswordかTokenを求められますので、

$ docker logs demo

上記のコマンドにより、 http://127.0.0.1:8888/?token=(トークン) という出力が得られますので、このトークンを入力します。 コンテナを停止・削除したい場合は、

$ docker stop demo
$ docker rm demo

としてください。詳しくは、Dockerコマンドラインのドキュメントを参照してください。

デモ環境を体験するに際して、 Binder および Scrapbox の利用規約は各自で確認ください。

質問等、お問い合わせは、Facebookページ https://www.facebook.com/groups/792904597583420/ に参加申請ください!

デモとして提供するNotebook

Notebookの実行方法

このデモ環境では、Notebookという形式で、実際に自身で実行可能な運用作業の例が保存されています。

Literate Computingの運用への適用例

運用への適用例の一つとして、ログを分析する手順を記述したNotebookを体感いただけます。

NII謹製Literate Computing機能拡張

Jupyterはもともとデータ分析用途に開発されたツールであるため、インフラの運用に適用するためにいくつかの機能拡張を施しています。以下は、その内容をご紹介するNotebookです。

Notebookを介したコミュニケーション

Jupyterで行った経験を効率的に共有するためにいくつかの機能拡張を施しています。以下は、その内容をご紹介するNotebookです。

Notebookの検索

Jupyterで実施したNotebookを効率的に検索するための機能拡張を施しています。以下は、その内容をご紹介するNotebookです。

OperationHub

Jupyter Notebookを用いた運用手順を複数人で効果的に共有・管理するために、JupyterHubを拡張したOperationHubを提供しています。 以下は、OperationHubをAWSアカウント内に構築し、試用するためのNotebookです。

AWSへのアカウント登録が必要です。また、仮想マシン等の維持には一定の料金がかかります。ご自身の責任でお試しください。